
大阪でホームページを作ろうと思って調べても、「10万円〜300万円」といった幅広い金額が出てきて、結局どの程度が相場なのか分からずに不安になることはありませんか?
実際、依頼先によって料金は大きく変わります。フリーランス、格安テンプレート、中堅の制作会社、大手代理店では、費用感もサービス内容もまったく違います。さらに、リース契約に安易に申し込むと、数年単位で高額な費用を支払うことになり、後悔するケースも…。
この記事では、大阪でホームページ制作を依頼する際の料金相場を分かりやすく整理し、金額ごとの特徴や注意点を解説します。そのうえで「料金から見た失敗しない制作会社の選び方」まで紹介するので、これから依頼を検討している方はぜひ参考にしてください。
大阪のホームページ制作の料金相場【依頼先ごとの比較】
ホームページ制作の料金は“依頼する相手”によって大きく変わります。
ここではフリーランス、格安テンプレート、中堅制作会社、大手代理店、リース契約の5つのタイプに分けて、それぞれの料金相場と特徴を整理しました。
| 区分 | 料金相場 | 特徴 |
|---|---|---|
| フリーランス | 5万〜30万 |
安いが品質差が激しい。 低品質リスクや作りっぱなしで音信不通になるケースも⚠️ |
| 格安テンプレ | 10万〜20万 |
テンプレート一択。 制作スピードは早いが独自性に欠け、SEOや集客に弱いことが多い。 |
| 中堅制作会社 | 40万〜120万 |
オリジナルデザイン・SEO対応あり。フットワークも軽く安心感がある。 制作会社によって技術差あり。 |
| 大規模制作会社 代理店 |
150万〜数百万円 |
ページ数が多い場合やシステム開発込みのケースで依頼されることが多い。 大企業向けサイト中心。 |
| リース契約 (要注意⚠️) |
月額3〜5万円 × 5〜10年 |
営業会社からの提案が多く、制作自体は外注されることが多い。 解約不可・総額数百万円になり資産化しない最悪パターン |
フリーランスに依頼する場合の特徴と注意点
フリーランスは費用を比較的制作費用を安く抑えられるのが大きな魅力で、 相場は5万〜30万円程度が目安です。
個人または少人数で動けるため柔軟な対応やスピード感を持っている人もおり、デザイン性に強い人もいます。
ただし、以下のようなリスクもあるため注意が必要です。
- 副業として受けている人も多く、対応が遅れるケースがある
- 技術不足で制作の依頼を受けてから「やっぱりできません」となる場合もある
- 音信不通やサポート体制が不十分なケースがある
- 事業者情報を公開していない人は責任の所在が曖昧
一方で、スキルが高く、丁寧に運用までサポートしてくれるフリーランスも確かに存在します。
依頼する際は、 実績や事業者情報の公開状況、サポート体制 を確認することで安心度が大きく変わります。
👉 「安さ」を重視するならフリーランスは選択肢に入りますが、 見極めを誤るとトラブルにつながるリスクがある 点を理解しておくことが大切です。
格安・テンプレート制作の会社に依頼する場合の特徴と注意点
「格安ホームページ制作」や「テンプレート型の制作サービス」は、 相場が10万〜20万円程度 と安く、短期間で公開できるのが最大の魅力です。デザインや機能があらかじめきまっているので、制作会社側が制作時の打ち合わせや制作工数を大幅に削減できるためです。
ただし、以下のような注意点があります。
- デザインの自由度が低い:決まったテンプレートのため、他社サイトと似た仕上がりになりやすい
- SEO・集客に弱い:内部構造が最適化されていないケースが多い
- 機能拡張に制限:カスタマイズや将来の改修が難しい
- サポートが限定的:運用後の相談や改善提案はほとんどない
とくに「とりあえずホームページがあればいい」という場合には役立ちますが、 本気で集客したい・長期的に運用したい という場合には不向きです。実際に、とりあえずテンプレ型でサイトを作ったけど、結局機能面やデザイン性や内容、集客性などに物足りなさを感じて途中で制作会社へ依頼し直す方もいらっしゃいます。
👉 「最初の一歩」や「予算をとにかく抑えたい場合」には選択肢になりますが、 成長を見据えるなら中堅以上の制作会社の方が安心 といえます。
中堅制作会社に依頼する場合の特徴と安心ポイント
中堅の制作会社は、料金と品質のバランスを最も取りやすく、多くの事業者にとって現実的な選択肢になります。
フリーランスや格安テンプレ制作会社に比べて料金はやや高めですが、その分「信頼できる体制」「SEOや集客を意識した設計」「長期的な運用サポート」が揃いやすく、結果的に費用対効果の高い投資になるケースが多いです。
また、制作会社が直受けすることも多いためフットワークが軽く、直接専門の担当者とやり取りできる点も安心材料です。
一方で、制作会社ごとに技術やサポート体制に差があるため、実績や制作フローをしっかり確認することが大切です。
- オリジナルデザイン対応:テンプレートではなく、事業内容に合った独自デザインを構築できる。
- SEOや集客支援:検索対策・アクセス解析・コンバージョン改善など、成果を意識した提案も受けられる。
- 担当者と直接やり取り可能:大手代理店と違い、制作現場の担当者と直接相談できるのでスピード感がある。
- 運用サポートの幅:公開後の更新・修正・追加依頼にも柔軟に対応してもらいやすい。
- 費用対効果の高さ:相場は40〜120万円前後で制作内容によって変動。安さだけを売りにするサービスより成果につながりやすい。
👉 中堅制作会社は個人事業者様はもちろん、中小企業様の多くが選択されており、安さよりも事業展開を考えたサイト作りや集客できるサイト作り、安心や信頼を重視する方に最もおすすめです。
私たち applism もこの中堅層にあたり、デザイン性・SEO対策・運用サポートをバランスよく提供しています。
大規模制作会社・代理店に依頼する場合
大規模な制作会社や代理店に依頼する場合、料金は150万円以上〜数百万円にのぼることが多いです。
規模が大きい分、プロジェクト管理体制や専門チームが整っていて、複雑なシステム構築や多言語対応、大規模サイト(100ページ以上など)にも対応できます。
- 大規模サイトや特殊機能(会員制/予約システム/ECなど)に強い
- プロジェクト管理や分業体制が整っており、安心感がある
- 代理店経由の場合、制作実務は外部に丸投げのケースもある
- 費用は安くて150万〜数百万が目安(規模によって大きく変動)
👉 中小企業や個人事業のホームページ制作にはオーバースペックになることが多く、費用も高額になりがちです。
そのため「全国的に展開している大企業」や「複雑なシステムを伴うWebサービス」を作りたい場合に適した選択肢となります。
ホームページをリース契約する場合の注意点(必読)
ホームページのリース契約や個別あっせん契約は「月額払いでサイトを持てるからラクそう」と思われがちですが、依頼する事業者の方にとってメリットがほとんどありません。
それでも、質の高いサイトを制作してもらえるなら良いのですが、基本的には営業会社と契約した後は、制作を外注に丸投げされ、質の低い量産型テンプレートサイトが納品されることも珍しくありません。
一番の地雷は、解約できない契約で数年間縛られ、総額数百万円に達してしまうことです。契約後に検収を受けた場合は、すべてとは言わないですが解約はかなり難しいと考えましょう。
- 総額が割高になる:月額2〜3万円でも、5年契約だと総額200万以上になることも珍しくない。
- 途中解約ができない:リース契約は物品扱いになることが多く、中途解約できず最後まで支払い義務が発生。
- サポートが不十分:更新や修正は別料金のこともあり、実質的に「使いづらい高額サイト」になりやすい。
- 営業色が強い契約形態:電話営業や訪問営業で契約させられることが多く、契約内容をよく理解しないまま署名してしまうトラブルが多発。
実際に『数年払い続けたのに、集客につながらず、結局作り直しになった』というご相談は後を絶ちません。
ご契約時は絶対に慎重に判断してください。
料金だけで決めると失敗する理由
ホームページ制作を検討するとき、多くの方がまず「料金」を基準に考えがちです。
もちろん予算は大切ですが、料金だけで判断してしまうと、思わぬ失敗につながることがあります。
よくあるパターンは、
- 安いプラン=最低限しかやらない or サポートなし
👉 表面上は安く見えても、更新や修正のたびに追加費用がかかり、結局高くつくケース。
👉 満足いく内容のものが結局できない - 高額プラン=中間マージンで割高
👉 代理店が間に入っていて、実際の制作は外注。成果に見合わない費用になることも。
さらに、格安テンプレートでとりあえず作ったけれど「デザインが古い」「SEOに弱い」「結局リニューアルすることになった」などの声も少なくありません。先を見据えて制作を依頼することは難しい場合もありますが、ホームページは事業の大きな支えとなるものです。しっかりと依頼する制作会社に相談して、ご自身が事業で実現したい未来を形にできるものを制作しましょう。初動の差が、大きな成果の差につながります。
👉 料金はひとつの基準です。本当にしっかりと見るべきなのは、そのホームページがそこから先にどんな成果を生み出せるか、事業の成長にどこまで役立つのかです。
料金相場から見る失敗しない制作会社の選び方
ホームページ制作を依頼するときに、料金だけを見て判断してしまうのは危険です。
同じ「30万円」や「50万円」といった料金でも、その中に含まれる内容やサポート範囲によって価値はまったく違うからです。
「デザインはテンプレかオリジナルか」「SEOや集客を考えているか」「スマホ対応はどこまで含まれるか」などは最低限の確認事項ですが、提案内容や見積もりの中身を確認することが、後悔しない制作会社選びにつながります。
このセクションでは、料金相場を踏まえて失敗しない制作会社を選ぶために見るべきポイントを解説していきます。
見積もり内容を比較する(デザイン・集客・スマホ対応・制作実績)
見積もりを比較するときは、単純に金額だけを見ても判断できません。
たとえ同じ「50万円」でも、
- テンプレートを流用して数ページだけ作る
- オリジナルデザイン+SEO設計+スマホ対応まで含む
こうしたケースでは、得られる価値がまったく違います。
👉 確認すべきポイント
- デザイン:テンプレ型か、オリジナル対応か
- SEO/集客:検索対策などが含まれているか
- スマホ対応:レスポンシブ対応が標準か、追加料金か
- 制作実績:同じ料金帯でどんなサイトを作ってきたのか
制作実績をチェックすることで「金額とクオリティのバランス」が見えるようになります。
結局、費用の妥当性はその会社が過去に作ったものと照らし合わせて初めて判断できるのです。
👉 この確認を怠って「担当者の人柄が良かったから」という理由だけで決めてしまうと、思ったようなホームページが作れず、後悔につながるケースも少なくありません。
ホームページ制作後のサポート体制を確認する
ホームページは「公開したら完成」ではありません。
情報が古くなったり更新が止まったりすると、検索順位が下がったり、ユーザーからの信頼を失ってしまいます。
つまり、放置してしまうとせっかくの投資が価値を失ってしまう場合があるのです。
だからこそ、公開後に更新や改善を続けられるサポート体制があるかどうかは、制作会社を選ぶうえで非常に重要なポイントです。
サポートが弱い会社に依頼してしまうと、ちょっとした修正に高額な費用がかかったり、レスポンスが遅く修正・変更が全く進まなかったりすることも。結果として、せっかく作ったホームページがすぐに古くなり、集客効果を失ってしまいます。
✅チェックポイント
- 更新や修正の対応スピード
- 困ったときにすぐに相談できる体制があるか
- セキュリティ対策やメンテナンスの有無
- 緊急時のサポート体制
👉 公開後の運用をどこまでサポートしてくれるかを事前に確認しておくことが、安心して任せられる制作会社選びにつながります。
大阪でホームページ制作を依頼するなら、料金相場を踏まえて賢く選ぼう
ホームページ制作の料金相場は、依頼先によって大きく変わります。
「安さ」だけで決めてしまうと、思った成果が得られなかったり、サポートが不十分で後悔することも。
だからこそ大切なのは、相場を理解したうえで「自分に合った制作会社」を選ぶことです。
オリジナルデザイン・SEO・集客サポートなど、何を重視したいかを整理して、見積もりや実績をしっかり確認していきましょう。
👉 大阪での制作会社選びについては、こちらの大阪のホームページ制作|実績・料金・流れまとめでも紹介しています。
安心して依頼できる選択肢のひとつとして、私たち applism もご相談を承っていますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
