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ホームページ制作は何で作る?WordPress・AI時代に考えたい運用・保守と将来の拡張

ホームページ制作でWordPress・静的HTML・AIなどの選び方を解説する記事のアイキャッチ

ホームページを制作する方法には、HTMLやCSSを使って一から構築する方法、WordPressなどのCMSを利用する方法、ノーコードツール、そして近年ではAIを活用した制作など、さまざまな選択肢があります。

選択肢が増えた一方で、「WordPressで作った方がいいのか」「AIなら安く早く作れるのか」「自分で更新できるサイトにした方がいいのか」など、どの方法を選べばよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。

ただ、ホームページ制作で大切なのは、どのツールや方法を使うかだけではありません。

ホームページは、企業やお店の情報を掲載するだけのものではなく、事業の印象を伝え、サービスを知ってもらい、問い合わせや来店などにつなげていくための大切な場所です。公開した後に誰が更新するのか、どのように運用するのか、将来的にページや機能を追加する可能性があるのかによっても、適した制作方法は変わります。

この記事では、WordPressや静的HTML、部分的なCMS導入、AIを活用したホームページ制作などの違いを整理しながら、Web制作の現場ではどのような点を考えて制作方法を選んでいるのか、applismの実務経験も交えて解説します。

  1. ホームページは「何で作るか」だけで決めない
  2. ホームページにはどんな制作方法がある?
    1. 静的HTMLで制作する
    2. WordPressなどのCMSを利用する
    3. 必要な部分だけCMS化する
    4. ノーコードのWeb制作サービスを利用する
    5. AIを活用して制作する
  3. WordPressが向いているホームページとは
    1. ①お知らせ・ブログ・コラムなどを自社で発信したい
    2. ②実績・事例など、決まった形式の情報を追加したい
    3. ③ページ数や共通要素が増え、管理方法を考える必要がある
    4. WordPressは「どこを更新するか」まで考えて設計する
  4. 静的HTMLで制作するという選択肢
    1. デザインや構造を細かく作り込みたい場合
    2. 自社で頻繁に更新しないページならCMSがなくても運用できる
  5. すべてをWordPressなどのCMSにする必要はない
    1. 必要な部分だけCMS化する
    2. 制作方法はサイト全体で統一する必要はない
    3. applismでは運用に合わせてCMSの範囲を設計
  6. AIでホームページを作れる時代に考えたいこと
    1. AIそのものより「使う人」が重要
    2. AIを使うことと、AIに制作を任せることは違う
    3. 低価格・短納期を重視する場合はAI制作も選択肢になる
    4. applismでは人が考え、一から作り込む制作を大切にしています
  7. ホームページは公開後の運用まで考えて選ぶ
    1. 誰がホームページを更新するのか
    2. 何を、どのくらいの頻度で更新するのか
    3. 公開後の保守・サポートをどうするのか
    4. 将来のページ追加や事業の変化にも対応できるか
  8. 制作方法より先に、実現したいことを考える
    1. 「WordPressで作りたい」より、実現したいことを伝える
  9. applismが考えるホームページ制作
  10. まとめ|ホームページは「何で作るか」だけで決めない

ホームページは「何で作るか」だけで決めない

ホームページ制作を依頼する会社を探していると、さまざまな情報が目に入るので、「WordPressで作るべき?」「静的HTMLで作る方がいい?」「AIを使えば早く安く作れる?」と、制作方法そのものが気になることがあります。もちろん、どの方法で制作するかは大切です。ただし、制作方法はホームページを作るための手段のひとつであり、それ自体が目的ではありません。

ホームページは、企業やお店の情報を掲載するだけでなく、サービスや商品の魅力を伝えたり、信頼につなげたり、問い合わせや来店のきっかけを作ったりする役割を持っています。企業サイトであれば、採用や取引先からの確認など、集客以外の場面で見られることもあります。

そのため、制作方法を決める前に考えておきたいのは、「このホームページを何のために作るのか」「誰に見てもらいたいのか」「公開後にどのように使っていくのか」という部分です。

例えば、自社で継続的にお知らせやコラムを発信したい場合と、会社やサービスの情報を分かりやすく伝えることを中心としたサイトでは、必要な更新機能や運用方法も変わります。

どの方法が一番優れているかではなく、サイトの目的や運用体制に合った方法を選ぶことが、長く使えるホームページを作るための大切なポイントです。

ホームページにはどんな制作方法がある?

ホームページの制作方法は一つではありません。HTMLやCSSなどを使って一から構築する方法もあれば、WordPressなどのCMSを利用する方法、必要な部分だけCMS化する方法、ノーコードのWeb制作サービスを利用する方法などがあります。

また近年では、AIを活用してデザイン案や文章、コードを生成しながら制作を進める方法も増えています。

それぞれに特徴がありますが、「新しい方法だから優れている」「WordPressなら間違いない」といった単純なものではありません。サイトの目的や更新方法、予算、公開後の運用体制などによって、適した制作方法は変わります。

ホームページの主な制作方法を示した図。静的HTML、WordPress、部分CMS化、ノーコード、AIを活用した制作を紹介

静的HTMLで制作する

HTML・CSS・JavaScriptなどを使い、ページを一から構築する方法です。
デザインやHTML構造を細かく設計しやすく、CMSを必要としないサイトにも適しています。

WordPressなどのCMSを利用する

管理画面からお知らせやブログ、実績などを更新できる仕組みを利用して制作する方法です。代表的なCMSとしてWordPressがあり、自社で継続的に情報を発信したい場合などに向いています。

近年では、コンテンツを管理する仕組みとWebサイトの表示部分を分離するHeadless CMSという選択肢もありますが、サイトの規模や運用体制によって向き・不向きがあります。

必要な部分だけCMS化する

サイト全体をCMSにするのではなく、お知らせ・ブログ・実績など、事業者様側で更新したい部分だけCMSを導入する方法です。

ノーコードのWeb制作サービスを利用する

専門的なコーディングをほとんど行わず、用意された機能やパーツを組み合わせてホームページを制作する方法です。サービスによって、デザインの自由度や機能、拡張性などに違いがあります。

AIを活用して制作する

AIを使ってデザイン案や文章、コードなどを生成しながらホームページ制作を進める方法です。ただし、AIはWordPressやCMSのような「サイトの仕組み」とは少し性質が異なり、制作工程の中で利用する手段の一つでもあります。

WordPressが向いているホームページとは

WordPressは、ホームページ全体を必ずWordPressで作らなければならないものではありません。大切なのは、サイトの中で「誰が、どの情報を、どのくらいの頻度で更新するのか」を考えることです。
applismでは、事業者様側で継続的に情報を発信する必要がある場合に、WordPressなどのCMSを導入することが多くあります。

例えば次の①~③のような場合は、WordPressなどのCMSを導入しておくと便利です。

①お知らせ・ブログ・コラムなどを自社で発信したい

定休日や臨時休業のお知らせ、ブログ、コラムなど、公開後も継続的に情報を追加したい場合は、管理画面から更新できるCMSが便利です。

更新頻度がそれほど高くなくても、「必要なときに自社ですぐ発信したい」という要望がある場合には、お知らせ機能だけWordPressで用意することもあります。

②実績・事例など、決まった形式の情報を追加したい

施工事例、制作実績、導入事例など、同じ形式のコンテンツを継続して追加する場合にもWordPressは向いています。内容によっては通常の投稿機能だけでなく、専用の入力項目を用意したカスタム投稿を使い、決められた型の中で情報を登録できるようにすることもあります。

③ページ数や共通要素が増え、管理方法を考える必要がある

ページ数が多いサイトや、複数ページで共通する情報・パーツが多いサイトでは、更新や管理の方法も重要になります。そのため、サイトの規模や運用方法によっては、WordPressを含むCMSの導入を検討することがあります。

WordPressは「どこを更新するか」まで考えて設計する

WordPressを導入する場合、サイト内のすべてを自由に編集できるようにすることが、必ずしも使いやすいとは限りません。

例えば、お知らせやコラム、施工事例・制作実績など、公開後に継続して追加する情報が決まっている場合は、その部分を管理画面から分かりやすく更新できるように設計する方法があります。

一方で、固定ページのレイアウトや導線まで自由に変更できるようにすると、操作によって意図しない表示崩れが起きたり、サイト全体のデザインや情報設計が変わってしまったりする可能性もあります。

そのためCMSは、「どこまで編集できるか」だけではなく、誰が・どの情報を・どのように更新するのかという公開後の運用を考えて設計することが大切です。

静的HTMLで制作するという選択肢

WordPressなどのCMSを使わず、HTML・CSS・JavaScriptなどを用いて一から構築する方法も、現在でもホームページ制作の選択肢の一つです。

「自社で更新できないから不便なのでは?」と思われることもありますが、すべてのホームページにCMSが必要とは限りません。サイトの目的や更新方法によっては、静的HTMLで制作した方がシンプルに運用できるケースもあります。

デザインや構造を細かく作り込みたい場合

静的HTMLでは、ページの構成やHTML構造、デザイン、アニメーションなどをサイトごとに一から設計できます。特定のテーマやテンプレートの構造に合わせる必要がないため、企業やサービスの特徴に合わせてデザインや導線を細かく作り込みたい場合にも適しています。

SEOについても、静的HTMLだから有利というわけではありませんが、titleやmeta情報、HTML構造、内部リンクなどを含め、制作側でサイト全体を直接確認しながら実装できます。

自社で頻繁に更新しないページならCMSがなくても運用できる

会社概要やサービス紹介、店舗案内など、公開後に毎日のように内容を追加する必要がないページでは、CMSを導入しなくても問題なく運用できます。

もちろん、「静的HTML=内容を変更できない」という意味ではありません。
営業時間や料金、サービス内容などに変更があった場合は、制作会社による保守・サポートや単発の修正対応で更新することもできます。

大切なのは、情報が変わるかどうかではなく、誰がどのくらいの頻度で更新する必要があるのかを考えることです。

すべてをWordPressなどのCMSにする必要はない

WordPressを導入する場合でも、ホームページ全体をWordPressで構築する必要があるとは限りません。
例えば、会社概要やサービス紹介などは制作側で管理し、お知らせやブログ、実績など、事業者様自身で継続して情報を発信したい部分だけCMS化する方法があります。

サイト全体ではなく、「誰が更新する必要がある場所なのか」を見ながらCMSを組み込むことで、必要な更新機能を持たせながら、それ以外のページは個別に設計・制作できます。

必要な部分だけCMS化する

実際のホームページ運用では、すべてのページを頻繁に編集するケースばかりではありません。
例えば、次のような内容などを公開後に追加していく情報だけをCMS化することができます。

  • 定休日や臨時休業を知らせる「お知らせ」
  • 継続して情報発信する「ブログ・コラム」
  • 新しい案件を追加していく「施工事例・制作実績」

更新する内容が決まっていれば、その用途に合わせた投稿画面を用意することで、事業者様側でも日々の情報を発信しやすくなります。

制作方法はサイト全体で統一する必要はない

ホームページの制作方法は、サイト全体を一つの仕組みに統一して考える必要はありません。
実際にサイトを制作する際は、会社情報やサービス紹介など制作側で管理するページと、お知らせ・ブログ・実績など事業者様自身で継続して更新する部分とで、必要な仕組みが異なることがあります。

そのため、サイトの目的や運用方法に応じて、CMSを導入する範囲を分けたり、複数の制作方法を組み合わせたりすることもあります。

大切なのは、WordPressか静的HTMLかといった制作方法を先に決めることではなく、「誰が、どの情報を、どのように更新するのか」を整理したうえで、必要な仕組みを選ぶことです。

applismでは運用に合わせてCMSの範囲を設計

applismでは、特定の制作方法をあらかじめ決めているわけではなく、サイトの目的や、事業者様が公開後にどのように運用するかを確認したうえでCMSの導入範囲を検討しています。
実際には、お知らせやブログ、実績や事例など、事業者様自身で更新したい部分が限られているケースも多く、そのような場合には必要な部分だけCMS化することがあります。

一方で、サイトの規模や更新内容によってはサイト全体をCMSで構築する場合もあり、反対に自社更新を必要としない場合にはCMSを導入しないこともあります。

制作方法を先に決めるのではなく、そのホームページに必要な更新機能や運用方法から適した構成を考えることが大切です。

CMSの導入範囲を、サイト全体・必要な部分のみ・導入しない場合の3パターンで示した図

AIでホームページを作れる時代に考えたいこと

生成AIの進化によって、デザイン案や文章、HTML・CSSなどのコードを生成しながら、これまでより短時間でホームページ制作を進められるようになりました。AIを活用したホームページ制作そのものが悪いわけではありません。制作コストや期間を抑えたい場合など、目的によっては有効な選択肢になることもあります。

ただし、AIを使えば自動的に良いホームページが完成するわけでもありません。

ホームページは、企業や事業の情報を掲載するだけでなく、サービスの魅力を伝えたり、信頼につなげたり、問い合わせや来店を生み出したりする役割を持っています。

そのため、「AIを使っているかどうか」ではなく、誰がどのように考え、設計し、制作しているのかを見ることが非常に大切です。

AIそのものより「使う人」が重要

AIが生成するデザインやコードの品質は、指示の内容や使い方だけでなく、その生成結果の良しあしを判断する人によっても変わります。例えば、画面上では問題なく表示されているように見えても、HTML構造、レスポンシブ対応、JavaScript、アクセシビリティ、SEO、サイト内のコードとの一貫性など、確認すべき点は多くあります。

AIによって制作物を生成できることと、その内容が事業やWebサイトにとって適切かどうかを判断できることは別の話です。

AIを使うことと、AIに制作を任せることは違う

これは制作側の目線ですが、AIはアイデアの整理やラフ案、調査、文章作成、コーディングの補助など、制作工程を効率化するための非常に便利なツールです。

一方で、制作工程を効率化できることは、それだけで事業者様とってのホームページの価値になるわけではありません。

制作を依頼する側にとって大切なのは、「AIで作られているか」ではなく、自社の事業や目的を理解したうえで、必要なデザインや導線、構造が考えられているかという部分です。

低価格・短納期を重視する場合はAI制作も選択肢になる

ホームページに求めるものは、事業者様によって異なるかと思います。
「まずWeb上に情報を掲載したい」「できるだけ予算を抑えたい」「短期間で公開したい」といった目的であれば、AI生成やテンプレートを中心とした制作サービスが適している場合もあります。

一方で、ブランドやサービスの特徴を表現したい、集客導線を細かく設計したい、オリジナリティのあるデザインにしたい、公開後も長く運用していきたい場合には、価格や制作スピードだけでなく、制作する人がデザインやコード、運用まで理解しているかも確認しておきたいポイントです。

applismでは人が考え、一から作り込む制作を大切にしています

applismでも、業務効率化という観点でAIを補助として活用することはあります。
ただし、AIによる自動生成そのものをホームページの価値とは考えていません。

企業やサービスごとに、伝えたいことやターゲット、必要な導線は異なります。そのため、デザインやページ構成、情報設計、実装をサイトごとに考え、その事業に合わせて一から作り込むことを大切にしています。

AIを使うか使わないかを目的にするのではなく、事業者様の事業にとってどのようなホームページが必要なのかを考え、そのために適した方法を選ぶことが、AI時代でも変わらず重要だと考えています。

ホームページは公開後の運用まで考えて選ぶ

ホームページの制作方法を選ぶときは、制作時の費用や機能だけではなく、公開した後にどのように使っていくのかまで考えておくことが大切です。
例えば、「自社でブログを更新したい」「お知らせだけはすぐに発信したい」「更新作業は制作会社に任せたい」など、運用方法によって必要な仕組みは変わります。

また、現在は必要なくても、事業の成長によってサービスページを追加したり、実績を増やしたり、新しい機能が必要になったりすることもあります。

制作方法を決める前に、次のような点を整理しておくと、自社に必要なホームページの形が見えやすくなります。

誰がホームページを更新するのか

まず考えたいのは、公開後の更新を誰が担当するかです。

社内で更新するのであれば、更新する人が扱いやすいCMSや管理画面が必要になる場合があります。一方で、社内で担当者がいない場合などで制作会社に更新や保守を任せるのであれば、すべてのページを自社で編集できる仕組みが必要とは限りません。

何を、どのくらいの頻度で更新するのか

お知らせを年に数回掲載するサイトと、ブログや実績を毎週追加するサイトでは、必要な更新機能も異なります。

「ホームページを更新する予定があるか」だけではなく、どの情報を、どのくらいの頻度で更新するのかまで考えることがポイントです。

公開後の保守・サポートをどうするのか

ホームページは公開して終わりではありません。内容の変更やページ追加、システムの更新、不具合への対応など、公開後にもさまざまな作業が発生する可能性があります。

制作方法だけでなく、困ったときに誰が対応するのかも確認しておきたいポイントです。

将来のページ追加や事業の変化にも対応できるか

事業内容やサービスは、数年の間に変化することがあります。
新しいサービスを始めたり、事業内容を変更したりした場合に、ページの追加や差し替えなどで対応できる構成になっているかも大切です。

最初から未来の展開の全てを予測することはできませんが、事業の変化に合わせてホームページも育てていけるかという視点は持っておきたいところです。

こんな運用をしたい 検討できる制作方法
ブログ・コラム・実績などを自社で継続的に追加したい WordPressなどのCMS
お知らせや実績など、一部だけ自社で更新したい 必要な部分だけCMS化
更新は制作会社に任せたい 静的HTMLなど、CMSを使わない構成も選択肢
自社で広い範囲を管理・更新したい サイト全体のCMS化を検討
コストや公開スピードを優先したい ノーコードやAIを活用した制作も選択肢
デザイン・ブランド・導線を細かく作り込みたい オリジナル設計・制作を得意とする制作会社へ相談

どれか一つが正解というわけではなく、複数の方法を組み合わせることもできます。自社の目的や運用体制を整理したうえで、制作会社と相談しながら必要な構成を決めることが大切です。

制作方法より先に、実現したいことを考える

ホームページ制作を依頼する際に、WordPressや静的HTML、AIなど、それぞれの技術を詳しく理解したうえで「自社にはこの制作方法が最適」と判断する必要はありません。

まず考えておきたいのは、ホームページで何を実現したいのか、公開後にどのように使っていきたいのかということです。問い合わせを増やしたい、採用につなげたい、自社で情報を発信したいなど、目的や希望を整理することで、必要なページや機能を整理し、制作会社と適した制作方法を検討しやすくなります。

「WordPressで作りたい」より、実現したいことを伝える

もちろん、制作方法について希望がある場合は、その内容も制作会社へきちんと伝えておきましょう。
依頼者の事業展開や目的を達成するためのWeb制作を本当に考えている制作会社であれば、その希望も踏まえて検討するはずです。希望された制作方法が適しているのであれば、その理由を説明したうえで採用するでしょうし、もっと適した方法があれば、別の提案があるはずです。

そうした提案や説明がまったくない場合は、一度立ち止まって慎重に考えてみてもよいかもしれません。

そして何よりも考えておきたいのは、ご自身の事業として実現したいことや、運用上の希望です。
運用についてはまだ具体的に思い浮かばないという場合でも、例えば次のような「実現したいこと」や「制作・運用に関する希望や条件」は、きっと何かあるはずです。

  • 問い合わせや来店につなげたい
  • 採用応募を増やしたい
  • 新しいサービスを分かりやすく伝えたい
  • 自社でお知らせや実績を更新したい
  • 更新や管理は制作会社に任せたい
  • 将来的にページや機能を増やしたい
  • 予算や公開時期に条件がある

事業者様のご要望から必要なページや機能を整理し、どの制作方法が適しているのかを考えるのは、制作する側の役割でもあります。

applismが考えるホームページ制作

applismでは、WordPressや静的HTMLなど、特定の制作方法を先に決めてホームページを制作するのではなく、サイトの目的や必要な機能、公開後の運用方法を確認しながら構成を考えています。
CMSについても、サイト全体に導入する場合もあれば、必要な部分だけCMS化する場合、CMSを使用しない場合もあり、目的や運用に応じて選択肢は変わります。

また、AIは今後のWeb制作を支える有用な技術の一つだと考えていますが、AIによる自動生成そのものがホームページの価値になるとは考えていません。

ホームページは、企業や事業の印象を伝える「顔」であると同時に、サービスを知ってもらい、問い合わせや来店、採用などにつなげていくためのツールでもあります。そのため、applismではデザインやページ構成、導線、実装方法まで、その事業に必要なホームページは何かを考えながら一つひとつ作ることを大切にしています。

制作方法はあくまで手段です。新しい技術だから採用するのではなく、目的や運用に対して必要であれば使うという考え方でホームページ制作に取り組んでいます。

まとめ|ホームページは「何で作るか」だけで決めない

ホームページ制作には、WordPressなどのCMS、静的HTML、部分CMS、ノーコード、AIを活用した制作など、さまざまな選択肢があります。それぞれに特徴がありますが、どれか一つがすべてのホームページにとって正解というわけではありません。

大切なのは、以下のようなことを整理したうえで制作会社と打ち合わせを行い、自社に適した制作方法を考えることです。

  • ホームページで何を実現したいのか
  • 誰がどの情報を更新するのか
  • 公開後の保守や管理をどうするのか
  • 将来どのようにサイトを使っていきたいのか

制作会社には、自分の事業で何を実現したいのか、公開後にどのように使っていきたいのかを伝え、そのために適した制作方法を一緒に考えてもらいましょう。それを実際のホームページとして設計し、形にすることは制作会社の役割です。

ホームページは、公開することがゴールではなく、その後も事業とともに使っていくものです。
だからこそ、制作方法そのものだけにとらわれず、自社の事業にとって長く役立つホームページとは何かという視点から考えてみることが大切です。

この記事を書きながらも、多くの事業者様にとっては、事業目標や運営上の希望が実現できるのであれば、実際にどの制作手段が使われているかは、それほど重要ではないのかもしれないなと感じています。それでも、AIをはじめホームページ制作の選択肢が大きく広がりつつある今だからこそ、あえて「何で作るのか」について記事にしてみました。これからホームページ制作を検討される際の参考になれば幸いです。